ゴライアス
上田市に落ち着いたある日、青木村へ行く事になりました。宿のチェックインまでの間、村の昆虫館を覗いてみました。そこで出会ったのが、ゴライアストリバネアゲハでした。
ウマノスズクサに卵を産み、幼虫はウマノスズクサを食べて毒が体の中に溜まる間は黒い体で鳥の糞の様になっているため、鳥は食べません。
体内に毒ができる頃になると体は青くなり、それを鳥が食べると吐き気をもようし吐き出します。他の鳥にも知らせ、鳥は食べなくなります。
決して鳥を殺しはしません。鳥が死んだら他の鳥に知らせられないからです。
ウマノスズカケの実を鳥が食べ、糞を介して他の地に運びます。ウマノスズカケの根は青木香(セイモッコウ)という漢方名がついています。鎮痛、消炎、解毒作用を持ち、子どもの夜泣などにも処方されます。
アゲハの毒もこれによります。Aristolochia:ギリシャ語の「aristos(最良)」+「locheis(出産)」の意で、安産の効能があると伝えられています。
ゴライアストリバネアゲハは、節足動物門昆虫綱チョウ目アゲハチョウ科のチョウの一種。
学名の由来はもちろん旧約聖書からです。同じような名の昆虫に、ゴライアスオオツノハナムグリがいます。
ゴライアスカエルはカメルーンにいる体長60cmの大ガエル。
ゴライアス製スニーカーはオランダの靴屋さん。ゴライアスサンダルを購入しました。土踏まずが浮き上がっていて快適です。流石にサイズは最小で25.5cm、サンダルだからよかったものの、大きい。
ダビデが向かってきたら逃げます。特に額には気をつけないと。しかし、この会社1925年創業。紀元前ではありません。紀元前に潰れて再建されたのかな?
正式な会社名はオランダゴライアススポーツシューズカンパニー。1937年、オランダの南部の町ティルブルフでSir.Van Amersfoortに再建された。オランダ人が愛するクリケット、当時無骨だったクリケットシューズをファッショナブルに仕上げた画期的なブランド。オランダ発祥らしいさまざまなテイストをミックスした、古くて新しいイメージの靴。「しっかりと紐を結ばないと、ギアに絡まりますよ」という注意書きも自転車王国らしい。
ダビデには弱いけど、ゴリアテサンダルでコロナには負けません。サンダルだから指が見えます。5本でした。6本だったらもっと早く走れるかも。